海外システムエンジニアのデメリット

システムエンジニアとして仕事をしている方は、「毎日、残業があって家族との時間がほとんど持てない」と感じている方もいれば、「今まで、有給を一度も使ったことがない」という方も多いでしょう。「エンジニアの仕事は好きだけど、プライベートの時間が全くないのは不満」と感じている方もいるのではないでしょうか。そんな方は、海外での活躍を考えている方も少なくないでしょう。海外では、待遇面も良いところが多いですから、魅力的ですよね。しかし、デメリットもあるため、これらも理解した上でチャレンジしていくことが大切となります。

では、海外システムエンジニアのデメリットについて、ご紹介しましょう。現在は、会社に所属してシステムエンジニアとして活躍している方が多いと思いますが、日本の場合には正社員で勤務していると、会社側から解雇されることはよほどのことがない限りほとんどないと思います。そのため、「このまま定年まで勤めよう」と考える方もいるでしょう。しかし、海外の場合には、解雇される可能性があります。正社員であっても、海外の場合には簡単に解雇となってしまうことがあるため、注意が必要なのです。当然、解雇となれば収入がなくなってしまいますから、新たに仕事を探さなければならならくなり苦労することもあるでしょう。

また、海外にチャレンジする際には、当然語学力がなければ難しいでしょう。「どのくらいの語学力が必要なのだろう?」と思われる方もいると思いますが、日本で海外求人を探す際には、語学力のレベルなどが条件となっているところもありますから、これらをチェックしどの程度の語学力を求められるのか確認しておくことが必要です。

海外システムエンジニアとなれば、理想的な仕事、生活を手に入れることが出来るでしょう。しかし、その分仕事ではシビアなところが多いですから、これらのデメリットも知っておく必要があります。働く上でメリット・デメリットの両方を知っておくことで、自分のイメージとずれてしまった場合の対処を考えることができるのです。